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ヒザキトモコのモコモコ

イラストレーター・マンガ家の陽崎杜萌子(ヒザキトモコ)がマンガや電子書籍の話をしますよ

電子書籍の表紙イラストをイラストレーターに依頼するには!?

電子書籍

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こんにちは!漫画家・イラストレーターの陽崎杜萌子(ヒザキトモコ@hizakitomoko)です。

このブログでは電子書籍の出版についての記事を多く更新しています。読んでくださっている方には自分で電子書籍を出版したり、作ろうと思っていたりする方も多いと思います。みなさんは電子書籍の表紙についてはどうされているでしょうか。

私が扱っているのは漫画ですが、小説やエッセイ等、文章での出版をされている方も沢山いるかと思います。漫画の場合は自分で表紙を描く事になりますし、文章の場合でも自分で絵を描いたり写真を撮ったりデザインをされる方もいらっしゃいます。しかし中には、表紙イラストに困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は電子書籍の表紙イラストをイラストレーターに依頼する方法について書いてみたいと思います。

 相場はいくら?難しい価格のお話

まずは、はじめてイラストレーターに依頼をしたいと思う方が、一番頭を悩ませるであろう報酬のお話です。

電子書籍というものがまだまだ始まったばかりの分野なので、表紙イラストの相場というものがあるわけではありません。紙の印刷物と同じ価格で引き受ける方もいるでしょうし、電子書籍の場合は紙とは別に価格を設定されている方もいらっしゃると思います。これが相場だ!とハッキリと書く事は難しいです。

それでは一体どうすればいいのでしょうか。方法としてはは2パターンあると思います。

その1・見積もりしてもらう

まずは、イラストレーターさんが料金表をサイト等に明示していない場合です。

イラストレーターさんといっても、キャリア・生活環境・仕事についての考え方はそれぞれバラバラです。○○さんがこの金額で引き受けているそうだから、××さんも多分このくらいだろう…というのは禁物です。他のイラストレーターさんが喜んで引き受けてくれる内容も、別のイラストレーターさんに提示したら激怒された…なんてこともないわけではありません。金銭トラブルの多くは、こういった行き違いが原因となることが多いと思います。そういった事態をを避けるには、価格がわからない時は推測をせずに本人に確認することが大切です。

とはいえ、はじめて依頼をするのに、メールで料金を尋ねるのは結構ハードルが高いと思います。しかし、サイトやSNSで仕事募集を明記されているイラストレーターさんなら、問い合わせをすれば大抵は喜んでお返事をくれるはずです。

ただし、内容が不明瞭だったりすると、返事がし辛いということもあり得ます。こういうことが書いてあればお返事しやすいということをまとめてみたいと思います。

  • イラストの使用目的
  • 具体的な依頼内容
  • サイズ、ファイル形式

例を挙げると

使用目的:電子書籍の表紙に使用するイラスト1枚です。チラシ等の印刷物にも使う予定です。ストーリーは学園青春もので、中高生をターゲットにしています。

内容:高校生のカップルが微笑ましく歩いている場面。背景は並木道。フルカラー。

サイズ・形式:A4サイズ、350dpi、jpegファイル(可能ならPSDファイルも)

このように、見積もり依頼の際には、できるだけ依頼内容を具体的に書くのがポイントです。気をつけたい点は、具体的に書くといっても、見積もりの段階で必要以上の情報を盛り込みすぎないことです。例えば、まだ依頼を引き受けるのかわからない段階で、何十ページもある企画書や何千字もある小説の本文を送られても困ってしまうと思います。できるだけ具体的かつ簡潔にまとめるのがポイントです。(参考としてリンクを貼るのは問題ありませんが、その場合でもメールに記載した情報だけでもおおまかな内容が判断できるようにした方がいいと思います。)

また、イラストレーターは全てのファイル形式に対応できるわけではありません。特にデザインの世界においては、Adobe Illustratorのai形式はよく使われていますが、イラストレーターの場合は対応できない人も多いです。Adobe PhotoshopPSD形式も、最近は他のソフトでも対応していることも多いですが、念のため確認しておくといいと思います。

イラストレーターによっては、画像の大きさ(ピクセル数や用紙サイズ)や解像度が違うと、同じイラストでも別料金になることもあるので、希望を記載しておきましょう。よくわからないという場合は、印刷するのかWEBだけで使うのかを伝えておくといいと思います。

その2・料金表から依頼をする

もうひとつのパターンは、イラストレーターがサイト等に料金表を掲載している場合です。この場合は、価格がはっきりしているので、悩む必要はありません。依頼内容と料金表を基準とした予算を記載して依頼をします。ただし、自分の依頼内容と合うメニューが記載されていなかったり、「詳細は要相談」等と書かれているような場合は、「その・1」と同じように、メールでわからない部分を問い合わせをした方がいいと思います。

制作に入る時に確認したいこと

見積もりの返事が来て問題がなかった場合は、実際の依頼に進みます。この際に、もし見積もりが思ったよりも高くて依頼出来ない場合でも、お返事はきちんと出すようにしてください。問い合わせをしておいて断るのが申し訳ないと考える方もいるかもしれませんが、返事がわからないまま宙ぶらりんになる方がイラストレーターにとっては困る事なのです。

依頼が決定した場合は、ここでさらに詳しい内容や資料等を送ります。制作の手順については、イラストレーターさんの側から説明してくれると思います。確認しておきたい事は、報酬の支払い方法と入金のタイミング、イラストの著作権の取り扱い、リテイクの回数とタイミング等です。基本的にはイラストレーターから説明があると思いますが、特になかった場合は、後のトラブルを避けるために、先に質問しておいた方がいいと思います。

イラストの取り扱いについて、イラストレーター側から仕事履歴やサンプルに使用したいと相談がある場合もあります。依頼する側の方でも、広告に使いたいとか、同人誌にも掲載したい等、他の使い方も考えている場合は、事前に相談して取り決めておくといいと思います。

面倒かもしれませんが、気になることがあれば先に相談して取り決めておいた方が、その後の流れがスムーズになります。

文字入れ・デザインのこと

電子書籍の表紙には、イラストだけではなく、タイトルやデザインも必要です。注意したいのが、基本的にイラストレーターが引き受けるのはイラストのみということです。文字入れやデザインを請け負うのはデザイナーさんです。

もちろん、中には両方を請け負っている方もいます。簡単な文字入れならOKというイラストレーターさんもいます。しかし、基本的には別の仕事ということを意識しておきましょう。本格的なデザインやロゴが欲しい場合はデザイナーさんに別に発注する必要があります。簡単な文字入れでもいい場合は、イラストレーターさんに可能かどうかを確認してください。その際には、追加料金が必要かどうかも確認してみてください。

仲介サイトを利用する方法

ここまでは、サイト等で仕事募集をしているイラストレーターに直接依頼をする場合について書いてきました。

その他にも、仲介サイトを利用してイラストを依頼する方法もあります。メリットとしては、やり取りがシステム化されているので、はじめてイラストを依頼する場合でも安心して利用できます。

デメリットとしては、手数料がかかることです。また、多くの仲介サイトは、サイトを通じて知り合ったイラストレーターさんと外部で仕事のやり取りをすることを禁じています。

代表的なサイトには「Skillots(旧・ファーストデザイン)」等があります。

www.skillots.com

電子書籍の表紙イラストお描きします!

さて、ここまでイラストレーターに電子書籍の表紙イラストを依頼する方法について書いてきましたが、私、陽崎杜萌子(@hizakitomoko)もイラスト制作の仕事をお引き受けしています。

お仕事募集中です。イラスト・コミック制作など承ります。
漫画、イラスト、キャラクターデザイン、CDジャケット等、
なにかありましたら、お気軽にご相談ください。
■メールフォーム■
上のメールフォームが使えない場合は、下記のアドレスにお送りください。
tomokohzk☆gmail.comを@に変えてください)
通常3日以内には返信しております。返事のない場合は、
メールが届いていない可能性もありますので、お手数ですが再送信をお願いいたします。

※申し訳ありませんが、以下の内容のものはお引き受けしておりません。
・内容に年齢制限のあるもの。
・無償のもの。
・個人的な内容のもの。(可能な場合もございます。詳細はこちら。)

Works(過去の仕事履歴もこちら。)

また、「Skillots」でも受注を行っています。

陽崎杜萌子 | イラストのプロフィール | Skillots

そんなわけで、最後は宣伝になってしまいましたが、電子書籍の表紙をイラストレーターに依頼する方法でした。記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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餅を斬れ!

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CGイラスト・コミック制作など承ります。イラスト、キャラクターデザイン、漫画、CDジャケット等、なにかありましたら、お気軽にご相談ください。@hizakitomoko