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ヒザキトモコのモコモコ

イラストレーター・マンガ家の陽崎杜萌子(ヒザキトモコ)がマンガや電子書籍の話をしますよ

【特別企画】六橋条麗子のおすすめミステリーベスト10『アガサ・クリスティ編・1』

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こんにちは。陽崎杜萌子(ヒザキトモコ@hizakitomoko)です。

4コマ探偵ギャグコミック「六橋条麗子の冒険Kindle版のアップデートが完了しました!これでこの本のアップデートは全て完了となります。

既にご購入済みの方は、大変お手数ですが下記の記事を参照にアップデートのお手続きをお願いいたします。

hizakitomoko.hatenablog.com

本も完全版になったので、今後は他ストアの配信も順次行っていきます。こちらのブログでも情報をお知らせいたしますので、チェックしていただけると嬉しいです。

さてさて、今回は本の完成を記念して、特別企画を行いたいと思います。
その企画とは……

六橋条麗子のおすすめミステリーベスト10『アガサ・クリスティ編・1』

ミステリー小説大好きな六橋条麗子さんがおすすめ小説を紹介する(という体)の企画です!紹介した本にはKindleストアへのリンクが貼ってありますので、気になった本はぜひダウンロードしてみてください!ついでに「六橋条麗子の冒険」もよろしくお願いします!

 企画についての説明

今回ご紹介するのはミステリーの女王アガサ・クリスティです。著作の数が膨大なので、テーマ別に何回かに分けてたいと思います。

初回は『エルキュール・ポワロ編』です。

本はKindle版のリンクになっていますが、現在アガサ・クリスティの本が半額セール中です!(2016年12月現在)気になった本はぜひこの機会に読んでみてください!

今回の企画の説明ですが、一応私の漫画「六橋条麗子の冒険」の主人公・麗子さんが本を紹介するという主旨になっておりますが、麗子さんと私の好みの傾向は必ずしも一致していないため、私(陽崎杜萌子)のおすすめ5作+麗子さんのおすすめ5作で併せて10作といたします。

最初にそれぞれの好みの傾向を記載しますので、そちらも参考にしてみてください。テーマに合わせてお気に入りを5作づつ選んでいますが、順位はつけていません。

私のおすすめ5作には作品ごとに簡単なおすすめポイントのレビューを付けています。麗子さんは長い文章を書くのが面倒くさいそうなので、選んだポイントの大雑把なコメントだけもらいました。

良い感じに(?)麗子さんと私の選ぶ本の傾向が違っているので、そちらも本を選ぶ際の参考にしてみてください。

ちなみにネタバレ一切なしです。

あくまで私と麗子さんの好みで選んだ(という体)なので、「これが入ってないぞ!」と思った方はぜひ、ブログなどでそれぞれのベスト10を選んでみてください。

陽崎杜萌子のポワロ作品ベスト5

最初は私の選んだエルキュール・ポワロが探偵として事件を解決する作品のベスト5作です。私の好みの傾向は人間ドラマ・心理劇重視です。

複雑な人間関係や心理状態が事件の鍵となっている作品を選びました。

人間関係をじっくりと描くため舞台は英国の田舎のお屋敷や保養地が設定されたものが多めです。

一般的にはあまり知られていないタイトルのものがほとんどですが、クリスティが小説家として最も脂の乗った時期とされている、キャリア中期に書かれたものが多く、完成度が非常に高い作品ばかりです。初めてクリスティを読む方はもちろん、有名作品をざっと読んだけれど、次に何を読めばわからないという方にもおすすめの5作品です。

『邪悪の家』

邪悪の家 (クリスティー文庫)

邪悪の家 (クリスティー文庫)

 

 名探偵ポアロは保養地のホテルで、若き美女ニックと出会った。近くに建つエンド・ハウスの所有者である彼女は、最近三回も命の危険にさらされたとポアロに 語る。まさにその会話の最中、一発の銃弾が……ニックを守るべく屋敷に赴いたポアロだが、五里霧中のまま、ついにある夜惨劇は起きてしまった!

舞台は観光地のホテルの近くにある古いお屋敷。大金持ちのお嬢さんのニックが、ポワロの目の前で命を狙われたことから事件が始まります。

大富豪の令嬢・ニックが勝ち気でなかなかキュートです。このお嬢様の周囲に起こる事件をポワロが調査を開始しますが、そこに更なる事件が起こっていきます。

テレビドラマでもお馴染みのポワロの相棒・ヘイスティングスも登場し、ポワロものとしては王道といえる作品です。なので読んでいてとても安心感がありますが、ミステリとしても仕掛けもバッチリなので、油断して読んでいると驚かされるかも…?

 『死との約束』

死との約束 (クリスティー文庫)

死との約束 (クリスティー文庫)

 

 「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃ……」エルサレムを訪れていたポアロが耳にした男女の囁きはやがて死海の方へ消えていった。なぜこうも犯罪を連想さ せるものにぶつかるのか? そんな思いが現実となったように殺人は起こった。謎に包まれた死海を舞台に、ポアロの慧眼が真実を暴く。

 クリスティといえば英国のお屋敷のイメージがあると思いますが、二度目の結婚相手が考古学者だったため、中東を舞台にした作品が多くあります。そのうちの1作がこの作品です。いわゆる旅行ミステリではありますが、お話の中心となる一家の人間関係の緊張感が半端なく、のんびり観光気分とも行きません。だが、そこが良いです!ピリピリした人間関係の中でいつ何が起きるか分からない緊張感と、異国の風景が混じり合ってお話が進んでいくので、あっという間にページが進んでいくと思います。

『五匹の子豚』

 16年前、高名な画家だった父を毒殺した容疑で裁判にかけられ、獄中で亡くなった母。でも母は無実だったのです……娘の依頼に心を動かされたポアロは、事 件の再調査に着手する。当時の関係者の証言を丹念に集める調査の末に、ポアロが探り当てる事件の真相とは? 過去の殺人をテーマにした代表作を最新訳で贈 る!

 はじめに私の好みの傾向は「人間関係・心理劇重視」と書きましたが、この作品ががまさにそれそのものです。事件は過去に起こった出来事で、容疑者は5人。後半は容疑者5人の手記になっており、それぞれの心理を探っていくことで真相に近づいていきます。テレビドラマのような牧歌的な雰囲気はなく、シリアスな雰囲気に戸惑うかもしれませんが、とても読み応えのある作品です。

『白昼の悪魔』

白昼の悪魔 (クリスティー文庫)
 

 地中海の避暑地の島の静寂が破られた。島に滞在中の美しき元女優が、何者かに殺害されたのだ。犯人が滞在客の中にいることは間違いない。だが関係者には、 いずれも鉄壁とも思えるアリバイが……難航する捜査がついに暗礁に乗り上げたとき、滞在客の中からエルキュール・ポアロが進みでた!

地中海のリゾートホテルが舞台です。ホテルに泊まっている人たちが、個性的にイキイキと描かれていて、まるで自分もホテルに滞在しているかのような感覚になります。この作品も人間関係が重要な要素となっています。リゾートホテルに泊まったような感覚を味わいながら、人間ドラマと謎解きを楽しめるリッチな作品です。

『満潮に乗って』

満潮に乗って (クリスティー文庫)

満潮に乗って (クリスティー文庫)

 

 大富豪ゴードン・クロードが戦時中に死し、莫大な財産は若き未亡人が相続した。戦後、クロード家の人々はまとまった金の必要に迫られながら、後ろ盾のゴー ドンを失くし窮地に立たされる。"あの未亡人さえいなければ"一族の思いが憎しみへと変わった時……戦争が生んだ心の闇をポアロが暴く。

 大富豪の一族、遺産相続をめぐる争い…と、いわゆる「古典ミステリ」と聞いて、多くの人がイメージする要素がたっぷり詰まった作品です。しかし、舞台は戦後となっているため、牧歌的な英国の田舎といった雰囲気ではなく、時代が現代に近づいていく過程の中で、当時の人々の戸惑いといったものが描かれています。そうした時代背景の中で人間ドラマと複雑な謎解きが展開していきます。

六橋条麗子のポワロ作品ベスト5

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次は六橋条麗子さんのおすすめ5作品です。麗子さんの好みの傾向は、ゴージャスな舞台と大胆なトリックです!名作と呼ばれる有名作品が勢揃い!初めて読む方はこちらを参考にするといいかも?

麗子さんからのコメントです。

f:id:retu77b152:20161222174824p:plain「やっぱり事件は派手な方がいいわ!!!舞台も出来るだけゴージャスに!!豪華客船や豪華列車なんかサイコーね!!!そして最後はアッと驚くトリックよ!あ!ここで紹介した作品は有名だから、ネタバレの罠が世界の至る所に仕掛けられてるわ!!悪い事言わないからさっさと読むのよ!今すぐ読むのよ!!」

アクロイド殺し (クリスティー文庫)
 
ABC殺人事件 (クリスティー文庫)
 

 以上私のおすすめポワロ作品5作と六橋条麗子さんのおすすめ5作でした!

次回は「ミス・マープル編」です。

 

「六橋条麗子の冒険」もよろしくお願いします!

六橋条麗子の冒険・1

六橋条麗子の冒険・1

 

 「六橋条麗子の冒険」特設サイトが出来ました!

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